【丹沢登山】西丹沢VC~白石峠~大室山(2023/7/30)
- 2025.01.12
- 登山記録
こんにちは。泣きよっちです。地元丹沢での登山記録がたくさん溜まってきたので、その中からピックアップした回について連投していこうと思います。
○西丹沢VC~白石峠~大室山
今回ご紹介するのは、2023年7月30日の登山。しかしこの記事を書き始めたのが2025年の正月なので、当時の感触はほとんど残っていないと思います。
登山のスタート地である西丹沢ビジターセンターです。新宿方面から行く場合、小田急新松田駅からバス(富士急モビリティ/旧富士急湘南バス)1本で向かうか、新松田駅より徒歩30秒のJR松田駅から御殿場線で谷峨駅に降り、そこからバスに乗り換える方法があります。前者の場合、バス内でずっと座れる可能性が高いです。後者の場合、新松田駅で西丹沢VCまでの割引の往復乗車券を購入するパターンよりも交通費が安くなります。
VC内にある登山届。バス内や谷峨駅にも登山届は用意されていますが、稀に体調や天気を考慮して目的地の山やコースを変更することもあるので、私はVCで登山届を書くようにしています。家族等への登山予定の連絡も忘れずに。
今回の目的地は、初めて挑戦する大室山(おおむろやま)です。用木沢出合(ようきさわであい)の分岐から白石峠(しらいしとうげ)に向かい、加入道山(かにゅうどうやま)を経るコースになります。
登山スタートです。夏の西丹沢は賑わいます。
今回は目の前を通り過ぎたツツジ新道の入り口です。檜洞丸(ひのきぼらまる)が目的地の人はこちらへ。
ひたすら車道を進みます。
きっと私ではないと思いますが、用木沢出合に向かう上で道間違いをするとしたら、この分岐(Y字路)になります。以前、犬越路(←今回は無関係)に初めて向かう際、悩んだ挙句に右の道路を進んだら間違いで、大幅に時間を無駄にし目的地を諦めたことがありました。登山者としての正規のルートは沢沿い左手の道になるので、お気を付けください。
ウェルキャンプを通り過ぎます。
白石オートキャンプ場も通り過ぎます。
「私有地 通行禁止」の立て看板を見つけても、ビビらずに進みます。登山目的で通過するだけなので。
用木沢出合が見えてきました。厳密には、一般的に用木沢出合と呼ばれている地図上の地点。
白石峠に向かう場合は左手、犬越路に向かう場合は右手を進むことになります。この日は1台もなかったですが、邪魔にならない形であれば数台車を止めることが出来ます。
ゲートの右側からすり抜けてコンクリハイク継続です。このゲート付近に車を止めてはいけません。
コンクリって足首や膝、股関節への負担がきついですよね。
コンクリハイクがほぼ終わりました。ここから小石の多い山道になります。
沢沿いに進みます。
西丹沢らしい登山道。沢沿いを進み、たまに何度か沢を渡るスタイル。
畦ヶ丸方面に比べれば登山客は少ないですが、案内板や目印はご丁寧にたくさん用意されているので迷いづらいと思います。
沢沿い登りが終わり、本格的に山肌登りに変わりました。
白石の滝の見える地点です。何度か通っていますが、おそらく間近で見られるような近付ける道はなかったと思います。
用木沢出合から白石峠までの間で、唯一のテーブルベンチのある地点です。
枯れ沢登りに移ります。怪我しないよう慎重に。
白石峠に至る最後の道では、ひたすら階段を登ることになります。これがかなりキツいです。
なかなかゴールが見えない辛さもありましたね。
白石峠に着きました。左手(南)は畦ヶ丸方面で、右手(北)が大室山方面になります。山梨県との県境でもありますね。看板に「豪雨時の通行はご遠慮下さい」とあるのは、これまで進んできた白石峠~用木沢出合の区間のことです。そもそも論ですが、登山において一番大切なのは天気なので、天気予報を確認した際に小雨の可能性があるのなら私は登山しないです。
加入道山へ向けて尾根を進みます。
加入道山、そしてすぐ側の加入道避難小屋に着きました。先ほど天気について触れましたが、細心の注意を払っていても山の天気は荒れやすいので、いざという時はこういう避難小屋で待機することになります。ちなみに、この時の小屋内には大量のアブの死骸がありました。ドアの隙間から入って出られなくなったパターンです。
目的地の大室山に向けて尾根ハイクを続けます。VCから加入道山までは登り基調だったのが、尾根ハイクということでそれなりのアップダウンが続くことになり、より疲れやすくなります。
前大室(まえおおむろ)です。大室山の手前にあるという意味?
山梨県の道志村が見えます。
また下ります。
破風口(はふぐち)です。白石峠と大室山のだいたい中間地点ですね。
ブナだけではない植生の豊かさは凄いなと思います。丹沢では一番豊かと言っても過言ではないと思います。
県境から眺める丹沢山塊。他の山の登頂経験が多数あると、どの山がどれとか眺めながら楽しめると思います。この当時はさっぱりでした。
植生保護の為の柵に囲まれているエリアや、木の橋?を進むエリアがありました。
犬越路からのルートと合流する地点に着きました。この日3箇所目のテーブルベンチです。目的地まであと少し。
標高1587mの大室山に到着です。眺めは良くないですね。VCのウェブサイトでは難易度が5段階中の4と紹介されていて、私の感覚からしても中級者以上の体力や経験が必要かなと思いました。初心者にはオススメ出来ないですね。ちなみに今回は初めて大室山に来たということで、下山時に迷子になるリスクを考え来た道を下りました(=ピストン)。今度は犬越路ルートについてご紹介します。
最後までご覧くださりありがとうございました。今後とも泣きよっちの創なぞりをよろしくお願いいたします!
-
前の記事
【丹沢登山】大滝橋~畦ヶ丸避難小屋(2023/2/9) 2023.07.10
-
次の記事
【丹沢登山】西丹沢VC~畦ヶ丸(2023/8/5) 2025.01.19