【丹沢登山】西丹沢VC~畦ヶ丸(2023/8/5)
- 2025.01.19
- 登山記録
こんにちは。泣きよっちです。今回の登山記事では、西丹沢ビジターセンターから畦ヶ丸山(あぜがまる-やま)までの登山についてご紹介することにしました。私が登山初心者の頃に、一番登ってきた山の一番オーソドックスなルートです。
○西丹沢VC~善六ノタワ~畦ヶ丸
西丹沢VCからスタート。畦ヶ丸方面は西側、檜洞丸&用木沢出合方面は北側に進むのですが、登山者の向かう数の割合は日によってまちまちです。準備をしながら観察していると、ご老人や家族連れは前者で、若者グループや上級者は後者を選ぶ傾向があるように感じます。
まずは西丹沢公園橋から河内川(こうちがわ)を渡ります。記事を書く過程で初めて知りましたが、河内川という川なんですね。今まで名前に全く興味がありませんでした。橋を渡るときしむ音がします。
橋を渡って数分。これも今まで気にして来なかったのですが、沢に設けられているコンクリの壁は堰堤(えんてい)ということで良いのかな?これを左手にある階段から乗り越えます。
一段一段の高い階段です。
階段を登ったら沢を渡ります。雨などで増水していなければ、特段難しさはありません。濡れないよう、不安定な石を使わないように渡ります。
西丹沢の登山の序盤~中盤では、沢に沿いながら進み、時には沢を渡ったりえん堤を越えるというコースになるのが一般的です。その中でも、この西丹沢VC~畦ヶ丸の沢沿い登りでは、沢を渡る機会が断続的にあって飽きないなと思います。自然も豊かですしね。
テーブルベンチのある場所。
今回の登山は2023年8月5日のものですが、ここから少し別日(同年12月9日)に撮影した写真をご紹介します。沢沿い登りの終盤で、「本棚(ほんだな)」という別れ道が出現します。これは滝のある場所のことで、こちらへ進むと畦ヶ丸への登山ルートからは外れますが大した距離ではありません。
滝に近付いて「凄いな」とか「癒されるな」とか、思ったことはいろいろあるのですが、丹沢においてヤマビルを気にせずに滝を楽しめるのは稀有なことかもなと思いました。撮影は12月なのでいずれにしても居ないですけどね。
ちなみに西丹沢VCから畦ヶ丸までのルートにおいて、今までヤマビルを見つけた経験はありません。忌避剤を使うだの、靴下に塩を忍ばせるなど対策をしなくていいのも魅力になります。
元の登山ルートに戻ります。本棚との分岐点から枯れ沢を進み、いよいよ沢から離れて山肌登りに移ります。この枯れ沢のエリアは滑ったりしやすいので注意が必要です。特に下山中において、私は何度か滑っています。
2箇所目のテーブルベンチ。ここからゴールの畦ヶ丸山頂までベンチはないので、体力に不安のある方は腰を下ろしてしっかり休みましょう。
ここは体と木の葉のぶつかりやすい地点。西丹沢ではヤマビルの心配は少なくてもマダニへの心配は必要なので、虫除けスプレーを使ったり、出来るだけ素肌が触れないようにしましょう。
一旦枯れ沢を横断します。
もう一度沢を渡ります。登る際に沢と関わるのはこれで最後です。
山肌を進みながら尾根に出ました。
尾根登りのスタートは、善六ノタワ(ぜんろくのたわ)という地点です。細くなっているので注意が必要です。
ブナに囲まれた登山道は圧巻です。
木々の奥に見えるのは、おそらく目的地の畦ヶ丸。冬は草木が少ないので目的地が見えやすいですが、夏は草木が生い茂っていて分かりづらいです。
山頂までもう少し。
梯子の階段が見えたら山頂到着です。見晴らしは特にありません。ここにもテーブルベンチがありますが、少し下った場所の畦ヶ丸避難小屋の方が人気ですね。
以前大滝橋からの登山でもご紹介した、畦ヶ丸避難小屋です。ちなみに、この日の(中級者を自認している)私のタイムはVCから畦ヶ丸山頂までが2時間10分で、山頂と避難小屋までは2分でした。西丹沢の中では比較的に道迷いをしづらく、小学生連れの親子を見る機会も少なくないので、オススメ出来る登山コースになります。どの登山でも下調べや準備、天候チェックはお忘れなく。
最後までご覧くださりありがとうございました。今後とも泣きよっちの創なぞりをよろしくお願いします!
-
前の記事
【丹沢登山】西丹沢VC~白石峠~大室山(2023/7/30) 2025.01.12
-
次の記事
記事がありません