「年賀はがき仕分け」の短期バイト体験談
こんにちは。泣きよっちです。このブログを更新するモチベーションがなくて放置してきました。自分のことをお話するのにもネタが尽きてきたようです。
それでは本題に入ります。前回、8年8か月にぶりに働いたこと(アルバイトとして雇われたこと)についてお話したので、そのバイト内容や感想について振り返ってみることにしました。郵便局での年賀はがきのバイトに興味がある方の、何かご参考になれれば幸いです。
郵便局の「年賀はがき短期バイト」の体験談
応募から採用までの流れ
私が応募したのは、2021年11月の中旬だったと思います。当初はインディード(Indeed)から年賀はがきの求人を探していたのですが、日本郵便の公式サイト内にある求人ページの方が検索しやすく最新情報が反映されていると思い、その後はそちらでチェックすることに。働きたい局や職務内容、キーワード等で検索した結果のページをブックマークして、日々チェックしていました。応募方法には「電話」と「ネット応募」の2パターンがあり、私はネット応募を選びました。
年賀はがき関連の短期バイトには勤務時間帯の区分(例:9時~15時など)があり、各局での採用が進んでいくとどんどん勤務時間帯の選択肢が少なくなるので、早めに求人情報をチェックした方が選びやすいです。具体的には、11月上旬(早ければ10月?)から数日おきに求人をチェックするのが無難だと思います。
既に記憶が曖昧なのですが、2021年12月上旬に面接がありました。応募した郵便局を訪れて、その場で応募用紙や通勤書類の記入をし、履歴書と共に面接官に渡してからの面接。聞かれたのは、
○ 年末年始における勤務可能日の確認(NG日の確認)
○ 仕事内容への理解度の確認
○ 残業は可能か?
○ ゆうパック仕分け等の他業務への応援も可能か?
といったものだったと思います。仕事内容を問われた時は動揺してしまったのですが、正直に『言われたことをやる軽作業と認識しています』と答えました。また面接官は私の職歴欄の空白や、受け答えでのアガり度合いを気にしてか「何か精神的なご病気はありますか?」と聞いてきたので、こちらも正直に『ありません』と答えました。そりゃ気になって当然ですよね。
余談ですが面接待ちをしている際に、私の前にいた60代くらいのおじさんの面接内容が聞こえてきました。面接官は明らかにおじさんの体力面を気にしていたので、それを踏まえて私自身の面接では体力のあることを一応アピールしておきました。
面接から数日で採用通知が届きました。私にとって8年8か月ぶりの雇われです。私が応募した郵便局がハブ局(←県内への郵便物が集まる大きな局)だったからか、または小さな郵便局でもそうなのかは分かりませんが、本番の勤務日とは別に採用者を集めた説明会が開かれました。業務内容の概要や注意事項の説明、施設案内などです(この日の拘束時間分の時給と交通費は給料に含まれていました)。
そして私のシフトは、2021年12月中旬から始まることになりました。
実際のバイト内容
それでは実際のバイト内容についてお話します。勤務開始時間の15~5分前に、同じ勤務時間帯で雇われている短期バイトが集合場所へ集まり、出勤打刻をして待ちます。時間になると社員から挨拶や年賀はがきに関する現状説明が軽く行われ、その後短期バイトは複数のグループに分けられてそれぞれの業務が始まるというものでした。具体的に何をやるのかについて、ざっくり整理すると
☆ 区分機に関する作業(はがきを機械に入れたり出したりまとめたり)
☆ VCS入力(区分機で読み取れなかった番地等の情報をパソコン入力で補助)
☆ 手区分(1枚1枚はがきを手作業で仕分けする)
☆ パレット(かご台車)の移動
☆ その他の雑務
上記のような内容です。私の事前イメージでは、年賀はがきのバイトって黙々と手区分作業をやるのかなと思っていましたが、ハブ局と小さめの郵便局とでは業務内容の幅が違うみたいです。また同じ郵便局内の年賀はがきバイトでも、勤務する時間帯によっては業務内容もまた変わると思います。
勤務日は最初からずっと同じ作業をしているわけではなく、区分機の稼働状況などに合わせて短期バイトの人には都度やることの指示が出されていました。また、これは偶然なのですが私は年末までの勤務を通して一度も「手区分」の作業はやらなかったです。その代わり、社員に1対1で雑務を指示されたり、パレット(かご台車)の移動など力の要る作業に優先的に充てられることが、他の短期バイトの人より多めだったかなと思います。
退勤時間になると、再び短期バイトは一旦集められてそれぞれ退勤打刻をして終了。これが年末まで続きました。
今回のバイトを振り返っての感想
今回の短期バイトを振り返ると、とりあえずやって良かったなとは思いました。社員は社員に対して厳しいけど、長期バイト(パート)には当たりが優しくなりますし、短期バイトにはもっともっと優しく接している印象でした。もちろん一定の責任能力は求められますが、最低レベルの時給ということもあってかあまり期待されていない存在なんだなと肌で感じ、居心地は悪くなかったです。
(私が区分機での作業中にそこそこのミスをしてしまった際も、怒られはしませんでした)
短期バイトで同じく雇われていた人を見ていると、高校生や大学生、主婦、50代以降の人が多いのかなと思いました。男女比は若干男性が多かったくらいかな?雰囲気としては大人しい性格の人の多かった感じです。少し気になったのは、外国出身と思われる方が居なかったこと。そもそも応募して来ないのか、優先的に採用しているわけではないのかは分かりません。
友達同士で採用された人達は別ですが、基本的に業務時間内は関係のない私語NGということもあってか短期バイトの人達の間での交友関係はほぼ生まれなかったと思います。その点、人間関係の構築に難がありコンプレックスに感じている私としては、特別な疎外感を意識することがなくて助かりました。
本番勤務前の説明会では、パレット(かご台車)の危険性について口酸っぱく説かれていました。ちゃんと言われたとおりに扱えば大丈夫だけど、それでも事故が起こってしまうものだそうです。求人には載っていない情報ではありますね。
私を含め、短期バイトには「仕事をしているフリ」をしている人が少なからずいました。サボっているのではなく、何か作業が終わった際にボーっとしている瞬間を忙しい社員に見つかった時の展開が面倒・・・なのだと思います。とりあえず自分は暇ではないとアピールする為、無駄に手元を動かしたり、忙しない雰囲気を醸し出したり、慎重さを演出したり。あの “ 何か作業が終わった後のきまずさ ” は印象的でした。
勤務日によっては、残業を要請されることもありました。基本的には自主的に残ってくれる方は残ってくださいというスタイルで、私は一度も残業はしなかったです。残業を迫るプレッシャーは全くありませんでした。
最後に
記事内では “ ハブ局 ” という表現をしていますが、同じ年賀はがき関連の短期バイトでも郵便局の役割によって業務内容は変わってくると思うので、今回お話したことが年賀はがき関連の短期バイト全てに共通することではないことはご理解ください。
どの作業内容も慣れるまで不安なことがいっぱいで、慣れてくると苦に感じることは少なくなっていきました。8年8か月の職歴ブランクのあった私でもやり遂げられた仕事なので、同じように職歴ブランクのある方や、バイト未経験の方にオススメ出来る仕事だと思います。強いて言えば、仕事中はよく歩いたのである程度の体力は必要かなと思いました。
最後までご覧くださりありがとうございました。今後とも泣きよっちの創なぞりをよろしくお願いいたします!
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